ゼブラって走れるんだっけ? 走っていいんだっけ?

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MotoGPや鈴鹿8耐等のいわゆる「レース動画」を見てると、たいていのレースでゼブラをがががーっと走ってるシーンが目に付きますよね。見た目にはカッコイイんだけど、あれ、もちろんあれが出来るゼブラとそうでないゼブラがありますって話。

サーキットライダーだったらお分かりと思いますが、ゼブラってだいたい「がたがた」「でこぼこ」してますよね。浅いでこぼこか、深いでこぼこかの違いで、真っ平らなゼブラってありません。一度ゼブラを走ってみたら分かりますが、速度が出てるとかなりでこぼこして、バイクが直立した状態でも相当振動来てドキドキしちゃいます。おまけに路面とゼブラの境目に段差もあります。

例えば筑波のアジアコーナー。あそこで少しでもコース幅を広く取るために右コーナーで右側のゼブラに乗っかる走り方というのがあるようで、私も何度かトライしてみたんですが、あんなの絶対無理無理~っていうくらいの段差。ほんとにこれで速く走れるの??? ここでタイム詰めるくらいなら他を頑張った方がよさそうレベル。

一方で鈴鹿のヘアピン後のシケイン。あそこは右・左どちらも豪快に乗っかってますよね。まるで「この人達、ゼブラ見えてないんじゃ無いか」くらいに普通に走って行きます(笑)

また塗料の種類(っていうんですかね)によってもグリップが違うようで、なんでももてぎの塗料は一般的なMotoGPコースよりグリップは低いらしいです。もてぎだと3コーナー進入とか4コーナー立ち上がりはゼブラ乗っかってますよね~

あと当然ですが雨の日はめっちゃすべるので、乗るの厳禁。知人も雨上がりのレースで普通に突っ込んでもてぎ3コーナー進入の外側ゼブラに乗っかってしまい、あとはご想像のとおり。

私レベルのスキルでは、基本は乗っからないようにするのがいいんだろうなーと。乗っかってまでタイム出すレベルじゃないし、もっと他にやることあるだろ!と我ながら思います。

そもそもゼブラって走る前提??みたいな意見もあるでしょうが、「走ってはダメ」と明確に決められてはいないので逆の解釈で走って良いとなってるというのが私の理解。ちなみに↓にあるような「ゼブラの外側の緑」は、明確に走っちゃダメと言われています。筑波TTのレース前ブリーフィングでは「意図的に緑部分を走らないこと」と明確に言われてるので、ここはNG。(危険回避のやむを得ない場合を除く)

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