サーキット用カメラまとめ

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今年1月にソニーFDR-X3000を購入し、外部マイクも設置して、よしこれからのサーキット用カメラはこれだ!と思っていたのですが、今現在よく使っているのは結局パナソニックのHX-A100です。

ちょっと改めてサーキット用カメラ(バイク用とかツーリング用ではなく、敢えてサーキット用と書きます)について、自分なりの比較、およびこだわっているところを書きたいと思います。比較対象は自分で所有しているパナソニックHX-A100, HX-A1H, ソニーFDR-X3000、そして持っていないですが借りて使用したことのあるGoPro HERO4、あと友人がよく使っているリコーWG-M2です。あくまで自分の感想なので、皆さんで感じるところは違うかもしれませんが、ご参考までに。

HX-A100 HX-A1H FDR-X3000 GoPro HERO4 WG-M2
形状 筒型 筒型 長方形(前後に長い) 長方形(説明いらず) 長方形(GoProを上空に向けた感じ)
設置自由度 ×
画質
広角具合
ぶれ補正
×
収録時間 ×
ファイル取扱
その他 生産中止 生産中止 GPS有、外部マイク入力有 GoPro Sessionだともっと小さい 確認用のLEDモニタが付いている

 

補足コメント

  • 設置自由度
    • 自分の中で重要なファクター。出来るだけセンターに設置したいので、小さいかつ自由度が高いのがいいです。筒型が最も自由度高いですね。角度が違っても回転させればよいだけですし。長方形だと雲台を入れないといけなかったり、そもそも大きくて伏せたときに邪魔だし、伏せたときに曲がったりするし。
  • 画質
    • 4Kの撮影可否、60pなど考えるといろいろありますが、まずはサーキットで自分の走行を振り返るという用途で行けば、どれも○だと思います。
  • 広角具合
    • 上と同じ
  • ぶれ補正
    • 上と同じ。むしろしっかりとマウントすることが重要かも。そうすれば大概の場合問題ない程度までに落ち着きます。マウント器具自体がぶれないように。
    • 基本どのカメラも吹かれてぼーぼーになるので○はないです。その中でもFDR-X3000は吹かれ防止をオンにしても相当吹かれてしまうので×(綺麗に取るには外部マイク必須ですがバイクだと出音が大きいので割れてしまう)
  • 収録時間
    • HX-A100は2時間くらい持つので、一日30分x4本走行くらいは再充電無しでいけます。HX-A1Hは40分程度、超短い。FDR-X3000とGoProは1時間くらい。WG-M2は正確には忘れましたが、1時間以上はいけるし、電池交換がしやすい(マウントしたままで交換できる)。なおツーリングだと取りっぱなしが出来るかというのもあるでしょうが、サーキット走行だと一日2時間録画できれば十分。
  • ファイル取扱
    • HX-A100とHX-A1Hで△としたのは、ファイルが10分くらいで分割され、かつ分割されたファイルどうしを繋いだときに音が一瞬切れるため。映像はシームレスに繋がりますが音は一瞬切れます。FDR-X3000やGoProではそんなことはないです。

 

さて、こういう中で、自分としてどこを重要視しているかってので変わってくると思いますが、自分の場合は収録時間設置自由度、この2つが最も重要、その次にです。いろいろ過去のポストで音についてさんざん実験したのですが、結局設置の手間、レベル調整(FDR-X3000は録音レベル調整が弱くて、音割れしてしまう)で結局まだ悩みが有り、一方HX-A100も音にはもちろん不満はありますが、吹かれノイズは綺麗に消えるので、あとはイコライザーで調整して及第点かなと(満足レベルではないです)。

それよりも自分の中では収録時間、設置自由度のほうが上位に見ている、というのをようやく今ごろ知りました(笑) 収録時間も走行後にUSBで充電すれば解消出来るんですが、走行後、ツナギ脱いで、水分補給して、整備して、また時間がきてツナギ着て・・・とかやってると意外とめんどくさかったり、忘れてしまったりで、やっぱ現場では手軽な運用が出来るものがいいなーとなって、結局HX-A100に戻ってきました。

残念ながらHX-A100とHX-A1Hは販売完了となってしまい、もう新規購入は難しそうなのですが、なんとか大切に使って行ければなあと思います。

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