安全に、速く
「安全に、速く」
これはみなさん思っていると思いますし、私のような社会人ライダー、サンデーライダーは仕事や家庭に支障が出ては元も子もないですから、これが最優先事項。あと、単純にコケると痛いので、、、痛い思いをしたくないというのもぶっちゃけあります。もう昔ほど無茶をする勇気?もないです。
安全に、速く走るには、
- 直線でしっかりと開ける
- コーナーリング中は無理しない
- 立ち上がり重視
このあたりだと思います。問題は自分がどの程度「直線でしっかり開けているか」「コーナーリングは無理していないか」「立ち上がり重視になっているか」というのがよく分からないということ。
コーナーリングで無理しないというのはある意味分かりやすく、膝をするほどバイクを寝かさなければ無理していないことになります。まー膝擦ったほうが乗れてる感はありますが、膝擦らなくても他の二つ(直線でしっかり開ける、立ち上がり重視)が出来れば、筑波だと10秒は切れます(もちろんバイクにもよりますが、600とか1000SSなら十分いけます)。
10秒切り始めると、直線でしっかり開けるとかいうのをさらにしっかり開けていくことになると思いますが、S字をいかにしっかり開けていけるかというのが肝かなと。意外とここが開け切れていない方が多いです。Street Tripleだと最初の左は全開で通過し、次の右に向けてバイクが右に傾き始めた頃まで全開をキープし、ブレーキングをします。ここがファミリー枠やA枠で一番「だんご」になりやすいポイント。おそらく積極的に開けられていない方が多いためでしょう。左、右、左と続くので簡単ではないですが、ただ、一度得てしまえば割と簡単で、かつバンク角も浅いので、無理してコーナーをがんばるより安全だと思います。
ただし1000SSの高トルクバイクで、タイヤが冷えているときは、最初の左は慎重に。筑波で数少ない左コーナーのためタイヤが暖まりにくく、ここでコケると1ヘア入り口あたりまでずずずーっと行ってしまうので要注意です。
さて5秒を切ってくると(まだ切ったことはないですが)、さてどこで安全にタイムを稼ごうかとなりますが、意外とコーナーリング中の最低速は国際ライダーでもあまり変わらず、それまでの進入、および立ち上がりが違うんですよね。中でも立ち上がり。一度国際ライダーにStreet Tripleを乗ってもらったことがあるのですが、立ち上がりの開けっぷりが違いますね。もちろんこれは国際ライダーだから出来ることであって、テリーがやるとスリップダウンかハイサイドになってしまうのでやりませんが(笑) こういう開けっぷりでいければStreet Tripleでも2〜3秒台も見えてくるのでしょう。
安全の「幅」というのは、自分のスキルに応じて変わってくると思うので、まずはこの幅を広げることをしないといけないなーと。そのために4月は集中的にサーキットに通って、まず幅を広げようと思います。