TT第一戦振り返りの前に
いたましい事故のニュースが入ってきましたね。
岡山国際サーキットで事故 オートバイ転倒、2人死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170424-00010001-sanyo-l33
1台が撒いたオイルに後続車が次々乗っかり、転倒というオイル時の代表的な事故パターンですが、緩やかなS字カーブでこれが起こったため、後続車も高速で突っ込み、転倒。そこにさらに後続車が突っ込むという多重事故のようです。
先日のTTもほんとにコンディションが悪く、2ヘア以外はすべてオイル処理の石灰跡が残っている状態でした。テリーはこれにびびったところもあって、結局8秒1止まり。せめて7秒にはいれときたかったなーと思いましたが、こういうニュースを見るとあながち自分の判断(びびり?)もそれはそれで適切だったのかもと思います。
TT前日からすでにアジアと最終には跡がありました(記憶違いかもしれませんが、確かコーナー2カ所に跡がありました)。そんな中ペースを上げようとしたのか当日も転倒者が多く、転倒→オイル散乱→進行ストップ&オイル処理というのが少なくとも2度ありました。その結果、2ヘア以外はすべてオイル処理跡という状況。
そんな中でも、他のライダーはオイル処理跡って何?っていうくらい気にしない方もいれば、ラインを変えて丁寧によけていくライダーもあり。自分は後者で、もうちょっと跡に乗って攻めてもよかったかなーとも思いましたが、仮にそれで転倒してしまったら元も子もないですし、タイムより安全第一で今後も行くと思います。
幸い自分は「オイルを撒きながら走るバイクの後ろ」は走ったことがありません。(こぼれ立てオイルが路面にあるというのは確かあったと思いますが)。今回の事故と同じようなシチュエーション(筑波だとS字とか最終とかですかね)だと十分起こりうるので、他人事ではないと思ってしまいます。
当たり前の話なんですが、バイクはオイルを積んで走っているし、オイルは潤滑のためにあるので、それに乗っかると滑りますよね(当たり前ですが)。サーキットのマナー(アンダーガードをつける、ワイヤリングをする、走行前点検をする)というのを今一度思い出し、被害者だけではなく加害者にもならないよう、よりいっそう気をつけたい、そんな気持ちになる事故でした。
というわけで、TTの振り返りは今週中にアップします!(実は動画撮ったのですが、SDカードを誤って友人が持って帰ってしまいまして、、、、それを受け取ってからアップします)