筑波全日本観戦☆

最終更新日

昨日行われた筑波での全日本を観戦。筑波サーキットで行われる全日本はJ-GP3のみとなっていて、「全日本ロードレース選手権」という割には小ぢんまり感はあります。以前は600とか1000もありましたが、強烈なパワーを絞り出す最新SSでは危なすぎますね、筑波の場合。

が、その一方で普通の全日本にはないような企画レース、「マイスター」とか「OVER60Kid’s(要するに60歳以上限定のレース)」とかがあり、「全日本と地方選の両方を一日で味わえるレース」とも言えるのがミソ。

私も全日本のほうではなく企画側で知り合いが出るもので、ちょろっと挨拶がてら行ってきました。

motoバトルLIVEで昨日の様子を見られます(YouTubeへリンク)

まったく余談ですが、今日は天気も良かったのでバイク移動。先日転倒して以来のバイク。バイクに乗れるくらいまで回復しました☆ まーでもずっと乗ってるとやっぱ痛みが来ますね。

本題に戻り、この筑波の全日本、いろんな250ccの集まるレースとも言えます。

1つ目はなんといっても主役のJ-GP3。フレームだけ見ると50ccかな?とか思うくらいのちっちゃいボディに、かりっかりにチューニングされた250ccエンジンが載ります。車重も100kgなんていかない軽さ。なのでトップクラスは1分を割ってきます。

次にJP250。これもめっちゃ速い。これは市販車ベースとなってるのがJ-GP3との大きな違い。車体も普通の250ccサイズなので親近感が沸くのでは?

その次にマイスター250。これはJP250と同様に市販車ベースで、いわば「筑波選手権」仕様のバイクです。JP250よりは落ちますがそれでもトップクラスは1分4~5秒台だからめちゃくちゃ速い。

最後にOVER60Kid’s。これはバイクの仕様はマイスターと同じ。ただしライダーが60歳以上限定。その縛りもあるおかげで少し親近感のあるペース。おおよそ1分10秒前後。これでも速いけど。

というように4種類の250ccを楽しむことができます。

10年ほど前までは4スト250ccってもう80~90年代に出た大先輩バイクに鞭打って走るってのが定番でしたが、CBR250Rを皮切りにいわゆるネオスタと呼ばれる250ccの台頭でにぎやかなクラスとなりました。しまいにはカワサキからまた4スト250ccが発売されるほど。

でもネオスタ発売当初は旧バイクのほうが馬力が高かったんですよね。旧車は45馬力。それに対しCBR250RRでも41馬力。CBR250Rなんて30馬力程度。カタログ上だと「20年前の旧車のほうが速い」という悶々とした思いがありましたが、ZX-25Rでようやく46馬力まで上がり、またCBR250RRでもECUをはじめとしたチューンを入れることで1分4秒とか5秒まで上がるんですから、いやー250ccもめちゃ速い! 「旧車のほうが速いぜ~」とはもう言わせません。

午後から用事があって最後までは見られなかったですが、やっぱ全日本ともなると会場の雰囲気がいいですね!良い意味でのピリピリ感というか、それでいて地方選ライダーの親近感もあり、十分満喫できました☆

ところで全日本にいらっしゃる方は当然バイク好きが多いですが、駐輪場に止まってるバイクもまあ一同勢ぞろい感があるラインナップ。おーこんなバイクまだ普通に乗れてるのか、お~80年代レプリカだなーとか、これ見るだけでも眼福。

シェアする