フロントサスの動き調査


HX-A100はカメラ部が小さいのでいろんなマウントが可能です。で、兼ねてから気になっていた「フロントサスがフルボトム」という件、フルボトムポイントが進入前なのか、旋回中もなのかが分からずいまいち不安だったのですが、じゃあ動画で撮っちゃえば分かりやすいよね? ということで撮ってみたのがこれです。とっても新しい経験。今まで想像しか出来なかった「フロントサスの荷重のかかり具合」が手に取るように分かり、ほんとテクノロジー最高!

で、その結果いろいろ分かりました。まず「どこでフルボトムしているのか?」という件。一次旋回のぐぐっと荷重をかけるところでフルボトムしてると、わずかな間違いや路面のギャップをもろに拾ってしまい、転倒リスクがあがるよなーと不安だったんですが、映像を見るとフルボトムは一次旋回前で、バイクが起きている時でした。ということは安心して?一次旋回に入れるということです。

逆に意外だったのが、1ヘアアプローチ中のブレーキングで、1ヘアへの直前のゆるい右カーブでほぼフルボトムしてたということが判明。正直意外。ブレーキングの強さという意味では、右カーブ中は中くらいのブレーキで、その後車体を立てて強ブレーキなので、その中くらいのブレーキ中にフルボトムとは。右に傾いているのでコーナーGが乗ってくるのはあるのと、その後たいがいゼブラに乗ることが多く、ゼブラの段差でさらに沈むというのも関係しているんですが、いずれにせよこの事実を知っちゃうとこれ以上無理をしない運転になりますね。

あと映像では分かりにくいかも知れませんが、やはり同じS字部分で、ペースが上がってくると前後にピッチングをするようになってきまして、それが映像にも表れてます。S字の左→右といくところで、フロントサスがゆっくりピストンしてるの分かりますかね? 実際に乗ってると結構大きく感じます。


もうちょっと詳しく書くと、10秒目くらいでかくんと沈んでいるのは3速へのアップ、その次、12~14秒目くらいから沈んでいるのが左へバンクしたとき。で、上の映像だとその後17秒目くらいにかくんと沈みブレーキングとなっていますが、下の映像はずっと上下に揺れています。たまらなくなって確か16秒目あたりから減速してます。下の方がペースが速いので左バンクの影響が強く、深く沈んで、浮いて、なかなか収まらない、というわけです。次の走行ではこれを軽減するためのセッティングをしたいと思ってます。または左バンクはもっとやさしく行うべきなんでしょうね。

しかし動画ってほんといろいろ分かって大切だと思いますね。こうなるとリアサスの動きも撮ってみたい!

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