チェーンコンバートの効果はありました(たぶん)
今年はいろんなチャレンジをしてみようと思って、タイヤをピレリ以外にしてみようと思ってR11を履いてみたりしているのですが、チェーンコンバート(525から520へ)もその一つ。「チェーンコンバートして速くなった!!」というようなレビューを見かけるのですが、「ほんとに速くなるの??? どれくらい速くなるの???」という疑問が常にあった状態。で、これを自分で試してみました。
結論から言えば、効果はおそらくありました。
おそらくっていうのが自分の自身のなさを表してますが(笑)、少し詳しく書きます。
下の写真は先日のTT in Septemberでのベストラップ時(6秒台)のストレートエンドです。メーターで209キロと出てますが、この周以外にも209キロ、207キロあたりが出てます。去年のTT in Septemberの時と比較すると、去年は良くて205キロ止まり。だいたい202キロあたりを出してました。つまりストレートエンドで5キロくらい伸びています。これって結構大きいよね?
ちなみに体感上はほぼ変わりなし。私の感覚ではこの効果を把握できていないようです(笑)が、こうやって実測値が伸びているのをみるとやっぱ効果はあったもよう。今から思い出して考えてみると、最終コーナーは少し外側に膨らむときもあって、今思うと速度が伸びている現れだったのかも。
一方、、、、、、どうして「効果はおそらくありました」とかいう弱い書き方にしているかというと、、、使い古した525チェーンを、新品の520チェーンに変えましたが、
- もしかしたら新品の525チェーンに変えるだけでも効果があったのかもしれないとか
- ギア比がより最適になっただけかもとか(525のときより520のときのほうがわずかにショートになっています)
- 気温が去年に比べて涼しかった(-5度くらい)とか
- タイヤを変えたので外周が少し変わっていてメーター値が変わっているだけとか(少し速く出るようになってるとか。外周が短くなるとメーター値は上がるはず。R11はスーパーコルサに比べてリアは外周短いです。フロントはあまり変わらないようだからこの影響はないと思うんだけど)
とかとかいうのがあって、完全に他が同じ条件でチェーンコンバートだけしたという状態ではないのでこう書きました。でも実際に効果が出ていることは間違い無さそうなので、やっぱコンバートしたほうがいいかもですね。
じゃあなんで去年よりタイムが落ちているんだ???とかいうのはちょっとおいといて。。。去年の動画と比べると、立ち上がりの開けっぷりが弱いみたい。去年よりむしろイン付きは速いようです(イン付きの良さはR11タイヤの特性、またはそれを意識した乗り方かもしれません)。去年よりはマシンは仕上がっているので、このままもっと練習すれば平均ラップ5秒台、そしてその先の4秒台が見えてくるかも。
チェーンコンバートは無茶苦茶高価というわけでもないので(スプロケとチェーンで3万円くらい?)、あとコンマ○秒なんとかしたいという方には向くかなと思います。逆に「2~3秒縮めたい!」とかいうのを手助けしてくれるものではないです。
チェーンコンバートするとスプロケットも変えますが、純正と比べてだいぶ軽くなってます。こういうのも結構効いてると思います。純正だと227gですが、交換後は129gと約100gの軽量化。肉抜きしてあるしだいぶ軽いです。
↓純正
↓今回購入したX.A.M
ちなみにチェーンは525純正でも520でもどちらも1.8kgでした。ヘルスメーターで測ったので100g単位でしか分からず、しかもヘルスメーターで通常1kg, 2kg台を測ることはしないので誤差もだいぶあるでしょう。理屈では520のほうが軽いはずなんだけど。この結果からするとスプロケ軽量化のほうが大きいですね(スプロケは妻にこっそり料理用のスケールで測ったので1g単位で分かりました。いちおちゃんと保護して汚れないようにして)。
参考までに過去記事はこちら